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江原道の最前線で兵長が銃器乱射、5人死亡7人負傷=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
江原道高城郡(コソングン・カンウォンド)の東部戦線にある陸軍部隊哨所で警戒勤務を終えた兵長が銃器を乱射し、5人が死亡、7人が負傷する事件が起きた。

21日午後8時15分ごろ、高城郡の東部戦線内の哨所で銃器乱射事件が起き、少なくとも5人が死亡し、7人が負傷して軍病院で緊急搬送され治療を受けていると国防部が明らかにした。負傷者のうち2人は重傷。

銃器を乱射したイム兵長は昨年1月に所属部隊に転入したとされ、勤務を終えた後に実弾と手りゅう弾を返却せずに事件を起こした。


国防部によると、この日の銃器乱射事件はイム兵長が昼間の警戒勤務を終え復帰した直後に哨所近くでK-2小銃を乱射して起きた。死傷者はイム兵長とともに昼間の勤務に投入された将兵だった。イム兵長は武器を返却する前に部隊員に向け実弾10発余りを乱射し、手りゅう弾1発を投げたようだと軍当局は明らかにした。

事件を受け江原地方警察庁は高城郡、楊口郡(ヤンググン)と束草市(ソクチョシ)など4つの市と郡の主要道路に検問所を設置し検問を強化している。警察はまた、112打撃隊に実弾を支給し非常出動状況を維持している。

同僚兵士らに銃器を乱射し実弾70発余りを所持して逃走したイム某兵長は事件発生から現在も行方をくらまし姿を現わしていない。

陸軍は高城一帯に国軍防御準備態勢の「珍島犬1」を発令しイム兵長の行方を追っている。

哨所は最前方地域であるだけにその気になれば北朝鮮側に越境できるという点から北朝鮮入りした可能性も慎重に提起されている。イム兵長が自殺する可能性と逃走した可能性も排除しないでいる。

警察と軍当局はイム兵長が現在、楊口西側方面に逃走した可能性を重視している。現在麟蹄(インジェ)、楊口に向かう国道などに検問所を設置し検問を強化している。

だが、イム兵長が軍と警察の警戒網を突破し襄陽(ヤンヤン)、江陵(カンルン)方面に逃走した可能性もあり、南側方面の検問も強化が求められる。



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