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<韓国旅客船沈没>家宅捜索情報、事前に救援派に流出か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

先月21日、検察の錦繍院の家宅捜索直前に救援派が入手したと見られる「令状執行チーム編成」案。

検察の京畿道安山(キョンギド・アンサン)の錦繍院家宅捜索関連情報が入った文書をキリスト教福音浸礼会(救援派)が入手したことが確認されて論議になっている。

仁川(インチョン)地検特別捜査チームは先月21日、救援派の本山である錦繍院を初めて家宅捜索した。ところがこの日、救援派信徒は家宅捜索の情報が入った検察の内部文書をすでに入手していたことが19日明らかになった。救援派が入手した「令状執行チーム編成案」という文書には正門・礼拝堂・官舎など検察の進入・捜索場所6カ所と家宅捜索執行チーム構成などについての情報が含まれている。また各執行チームを指揮する検事らの名前や携帯電話などの個人情報まで含まれている。検察捜査官が午前5時40分にクムス院近所の地下鉄の駅に集結して午前8時から錦繍院の家宅捜索を始めるという具体的な計画も含まれている。検察はこの日の文書の情報どおり、70人余りの検察人員を6つのチームに分けて家宅捜索令状を執行した。

これに先立ち18日、黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官は国会政治・外交・統一・安保分野の対政府質問に対する答弁で「調査が進む中で情報が兪炳彦(ユ・ビョンオン)に伝えられたと思う」と答えた。以後、検察内部の情報が救援派側に流出したという疑惑がふくらんだが検察の家宅捜索関連文書まで救援派が入手したことが確認されて論争はより大きくなるものと見られる。


これに対して仁川(インチョン)地検関係者は「文書に書かれた内容は秘密事項ではなく、捜査官が道に落としたものを救援派信徒が拾って配布したと見られる」として「ただし紛失の経緯については確認する」と釈明した。検察はまた「息子のユ・テギュン氏が4月19日にフランスに出国しようとしたが出国禁止事実を知って錦繍院に戻った直後から兪炳彦氏が逃亡準備を始めたことが確認された」として「家宅捜索の情報が流出して兪氏が逃走したというのは事実とは違う」と付け加えた。



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