現代自動車が米国の新車品質調査の一般ブランド部門で１位を奪還した。２００６年と２００９年に続いて３度目の首位だ。プレミアムブランドを含む全体順位でも４位に入り、ＢＭＷ（８位）とメルセデス・ベンツ（１３位）を締め出した。全体順位１位はポルシェが占めた。

米国の市場調査機関「ＪＤパワー」は２０１４年の新車品質調査で現代車が２０の一般ブランドの中で総合１位になったと１０日、発表した。起亜車は３位に入った。現代車「ジェネシス」は中型高級車部門、「アクセント」は小型車部門、「アバンテ」は準中型車部門でそれぞれ１位を占めた。起亜車「スポーテージＲ」（小型スポーツユーティリティ）と「Ｋ７」（大型車）も各部門で１位だった。特にアクセントは調査対象の２０７車種のうち、ポルシェのパナメーラ（６２点、点数が低いほど優秀）に次いで２位（６５点）に入った。

一方、現代車はプレミアムブランドを含む３２ブランドのうち４位を、起亜車は６位を占めた。現代車関係者は「４年前から市場の環境変化を前もって感知して先制的に品質を向上させた結果」と話した。


今回の調査は昨年１１月から今年２月の間に、新車を購入して３カ月以上使用した運転者を対象に実施した。点数は１００台当りの不満件数を意味する。