7月初めに予定されている中国の習近平国家主席の訪韓時に彭麗媛夫人も同行すると複数の政府消息筋が伝えた。中国の“ファーストレディ”である彭夫人が韓国の地を踏むのは初めてだ。複数の政府関係者は19日「彭夫人が共に来韓することが最近決まり、これに合わせて準備を進行中」と話した。習主席は7月3・4日の1泊2日の韓国を訪問すると発表された。
彭夫人の同行は、習主席就任後初めて韓国を訪れるだけに「夫婦の礼」を備えるという習主席の意中が反映されたものと伝えられた。彭と夫人は習主席の初の海外歴訪だった昨年3月、ロシア・アフリカ訪問時に同行し6月の訪米でも共にした。今年に入って欧州に行った際も夫婦は一緒だった。
習主席は昨年6月、朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国を国賓訪問した際も、特別に昼食を用意して彭夫人とともに朴大統領を迎えた。彭夫人がサプライズ登場したことをめぐって中国メディアは「習主席が朴大統領を家族のように迎えるという意味を強調したもの」と解釈した。外交部関係者は「新年のメッセージ放送の際に公開された習主席の執務室には彭夫人、娘と共に撮った写真が置かれている」として「習主席が家族の意味を重視していることが分かるが、朴大統領にも家族のような歓待をしたもの」と説明した。今回も彭夫人に対する別途の待遇をするよりは、朴大統領と習主席夫婦が共に昼食や晩餐をすることになるだろうと政府関係者は伝えた。
彭夫人の訪韓は米国のファーストレディであるミシェル・オバマ女史が韓国を訪れないことと対比される。バラク・オバマ大統領は2009年就任後に韓国を4回訪れたが、ミッシェル夫人は個人的事情などを挙げて1度も同行しなかった。彭夫人は習主席の就任と同時に世界が注目する中国の象徴的なアイコンになった。中国の「国民的歌手」でもある彼女は、文化外交使節の役割も全うしている。2009年当時、国家副主席として日本を訪問した際は、明仁天皇の即位20周年を記念する公演舞台に上がった。2011年世界保健機関(WHO)のエイズ・結核予防の親善大使をつとめ、2012年にはビル・ゲイツ氏とともに禁煙広告にも登場した。ずば抜けた美貌の彭夫人は世界的ファッショニスタとして知られる。昨年には米国の芸能雑誌バニティ・フェア(Vanity Fair)が選んだ「ベストドレッサー40人」に名前を上げた。
中国“ファーストレディ”彭麗媛、習近平と共に来月訪韓(2)
彭夫人の同行は、習主席就任後初めて韓国を訪れるだけに「夫婦の礼」を備えるという習主席の意中が反映されたものと伝えられた。彭と夫人は習主席の初の海外歴訪だった昨年3月、ロシア・アフリカ訪問時に同行し6月の訪米でも共にした。今年に入って欧州に行った際も夫婦は一緒だった。
習主席は昨年6月、朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国を国賓訪問した際も、特別に昼食を用意して彭夫人とともに朴大統領を迎えた。彭夫人がサプライズ登場したことをめぐって中国メディアは「習主席が朴大統領を家族のように迎えるという意味を強調したもの」と解釈した。外交部関係者は「新年のメッセージ放送の際に公開された習主席の執務室には彭夫人、娘と共に撮った写真が置かれている」として「習主席が家族の意味を重視していることが分かるが、朴大統領にも家族のような歓待をしたもの」と説明した。今回も彭夫人に対する別途の待遇をするよりは、朴大統領と習主席夫婦が共に昼食や晩餐をすることになるだろうと政府関係者は伝えた。
彭夫人の訪韓は米国のファーストレディであるミシェル・オバマ女史が韓国を訪れないことと対比される。バラク・オバマ大統領は2009年就任後に韓国を4回訪れたが、ミッシェル夫人は個人的事情などを挙げて1度も同行しなかった。彭夫人は習主席の就任と同時に世界が注目する中国の象徴的なアイコンになった。中国の「国民的歌手」でもある彼女は、文化外交使節の役割も全うしている。2009年当時、国家副主席として日本を訪問した際は、明仁天皇の即位20周年を記念する公演舞台に上がった。2011年世界保健機関(WHO)のエイズ・結核予防の親善大使をつとめ、2012年にはビル・ゲイツ氏とともに禁煙広告にも登場した。ずば抜けた美貌の彭夫人は世界的ファッショニスタとして知られる。昨年には米国の芸能雑誌バニティ・フェア(Vanity Fair)が選んだ「ベストドレッサー40人」に名前を上げた。
中国“ファーストレディ”彭麗媛、習近平と共に来月訪韓(2)
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