19日、大邱中区の国債補償運動記念公園にクーリングフォグシステムが設置された。子どもたちがベンチのそばで涼んでいる。
場所は公園内中央図書館からサムドク交番(45メートル)と波形パーゴラ(82メートル)など2カ所だ。この2カ所にはベンチがあり木やつる植物でつくられたトンネルがあるため、夏に市民がよく好んで訪れる憩いの場だ。
クーリングフォグは高さ3メートルの場所にパイプを設置して、80センチ間隔に取り付けられたノズルを通じて水を霧のように噴射する施設だ。一般の雨のしずくの100万分の1の大きさの非常に小さな水滴が気化して周囲の温度を低くするという原理だ。周辺より温度が3~5度ほど低くなるという。水滴は小さいため、ノズルの近くに行かない限りは服や肌が濡れることはない。水道水を利用しいるので呼吸器など健康にも影響がない。
クーリングフォグは、すでに麗水(ヨス)万博と順天(スンチョン)国際庭園博覧会場に設置されて効果を確認したシステムだ。市は毎日午前11時から午後5時まで稼動させる計画で、気温が25度以下や湿度が85%を越えた場合には自動で停止するようになっている。
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