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<W杯サッカー>韓国・ロシア戦引き分け、監督の反応(1)韓国の洪監督

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

洪明甫(ホン・ミョンボ)監督

サッカー韓国代表チーム洪明甫(ホン・ミョンボ)監督がロシア戦引き分けという惜しい気持ちを振り払って、速やかにアルジェリアとの第2戦モードに切り替えるとの意向を明らかにした。

韓国は18日(日本時間)、ロシアとH組の組別リーグ第1戦で1-1と引き分けた。韓国は李根鎬(イ・グノ)の先制ゴールを守ることができず、ロシアのケルジャコフに同点ゴールを許した。洪監督は試合後「準備した通りにうまくいったし、選手たちも良いプレーをした」と自ら評価して23日のアルジェリア戦に集中するという覚悟を明らかにした。次は洪監督との一問一答。

--引き分けに満足しているか。


「私たちが先制していて同点ゴールを許したのでくやしい思いはあるが、韓国の選手たちがワールドカップ(W杯)の最初の試合で見せてくれた結果としては立派だと思う。今回の対戦は第1戦だ。うつむく必要はない。いち早く回復して次の試合に備える」

--今日の試合で準備したことの何%ぐらいを消化したと思うか。

「韓国の選手たちは競技場で、持っていたものを全て注ぎ込んだ。戦術的に、体力的に賢く良いプレーをしたと思う」

--ロシアの同点ゴールについてどう思うか。オフサイドの状況のようにも見えたが。

「得点状況は確認したが、韓国ベンチの反対側で起きたことなのでオフサイド状況であったかどうかは分からない。韓国の守備選手が取りはらう状況だったのでオフサイドではないと思う」

--李根鎬を投入する前にどのような話をしたか。ロシアとの試合のために特に準備したものが感じられたが。

「李根鎬には後半戦に相手のDF選手のスピードと体力が落ちているかもしれないという点を考慮して積極的に攻略するよう話した。アルジェリアとの試合は十分に準備できる時間があると思っている」

--マイアミでの練習期間中に強調した側面の攻撃と短いパスがうまく出なかったようだが。

「相手が瞬間的に圧迫してくるスピードが速いので、そのような状況ではボールを安全に後回しにしてつなげるよう注文した。浸透パスを無理にして奪われれば、ロシアの最も強い攻撃パターンになるからだ。約束されたプレーだった」

--後半中盤以降にロシアの体力が落ちると思われたが、むしろ韓国選手ほうがさらに疲れていたようだ。

「洪正好(ホン・ジョンホ)が、これまでの練習量が多少不足していたようだ。洪正好のカードを使ってみたら実質的に攻撃で使えるカードが1枚足りず、その部分が残念だった」

--この試合を前に、韓国特有の“赤色”を完成するという話をしていたが。

「W杯のような大会は、最初の試合が最も難しいのが事実だ。そうした重圧感に比べ韓国の選手たちは十分に自己の役割を果たしたと思う。残りの期間に相手の弱点が何かを徹底的に把握しなければならないと考えている」

--監督になってから行った3回のメジャー大会では最初の試合に勝てなかったが、毎回良い成績を出していた。

「2009年のU-20(20歳以下)W杯の時もアジア競技大会も、ロンドンオリンピックも最初の試合成績が良くなかったのは事実だ。2回は負けたし1回は引き分けた。今日の試合結果が悪かったとは考えていない。私たちは次の試合により良くなるだろう」

--朴主永(パク・ジュヨン)選手が1時間足らずで交代したが、あらかじめ決められた計画に沿ったものか。

「李根鎬の投入がその時間帯になると予想していた。朴主永は前方での守備的な役割がとても上手になってきたので、その部分を見守った。だが今回の試合では李根鎬が私たちのチームにより役立つという判断を下した」

--ロシアをかなり研究していて、良い構成だったようだ。

「私たちはロシアについてよく研究した。私たちが危険な状況だと感じるのは、ロシア選手らが自分の陣営に全員が下がって守備をして一度に逆襲する作戦で、カペッロ監督が非常に好む作戦でもあったので、私たちがそれについてしっかり準備した」



<W杯サッカー>韓国・ロシア戦引き分け、監督の反応(2)ロシアのカペッロ監督

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