上からセウォル号沈没、ソウル地下鉄上往十里(サンワンシムリ)駅列車追突、牙山(アサン)オフィステル崩壊、高陽(コヤン)バスターミナル火災、長城(チャンソン)療養病院火災。
非常口表示に沿って避難路につながる通路に行ってみた。だが非常口の出入り口は電子式の番号機でロックされていた。もし火災が起こったら取材陣が入ってきた狭い階段だけが唯一の脱出経路だった。「66平方メートル(約20坪)以上の多層階利用業者は、出入口以外に非常口を設置しなければならない」という現行の多層階利用業者の安全管理に関する特別法に違反した現場だった。232人が亡くなった2013年ブラジルナイトクラブ火災、152人が犠牲になった2009年ロシアナイトクラブ火災は、いずれも出入口が1つだけだったために大惨事につながった。
<韓国船沈没事故から2カ月>火災無防備変わらず(2)
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