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テスラモーターズ、電気自動車の特許技術を無料で公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)

米電気自動車メーカーのテスラモーターズが特許を無料で公開する。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は12日、ホームページに「われわれのすべての特許をあなたに」という題名の文を通じ公開の方針を明らかにした。テスラは“自動車業界のアップル”と呼ばれる電気自動車専門企業だ。

代表製品の「モデルS」は1回の充電で427キロメートル走行でき、最高速度は時速210キロメートルに達する。

映画『アイアンマン』の実際のモデルでもあるマスクCEOは、「最近の特許は(訴訟により)開発者ではなく大企業と弁護士の地位ばかり高めている。テスラもやはり(特許を公開すれば)大手自動車メーカーが技術をコピーし大規模生産に適用しないだろうかと懸念したが現実は反対だった」と話した。既存の自動車メーカーは全生産台数の1%にも満たないほど電気自動車の生産に消極的だったということだ。


マスクCEOは、「真のテスラの競争対象は他社が作り出す電気自動車ではなく、毎日工場からあふれ出るガソリン車だ」と強調した。マスクCEOは「今回の特許公開で電気自動車を作る他のメーカーが恩恵を得ることになるだろう。技術先導は特許でするのではなく世界最高の技術者を迎え入れるのにかかったもの」と自信を見せた。

テスラが公開することにした特許は電気自動車の駆動装置と動力伝達装置などの核心技術だ。テスラは今後新技術を開発するたびに関連技術をすべて公開することにした。業界はこの決定で電気自動車市場に参入する企業が増えると予想した。

日本の市場調査会社B3によると世界の電気自動車市場は2013年の394万台から2020年には1045万台に成長する見通しだ。韓国自動車メーカー関係者は、「公開される内容を見るべきだが電気自動車市場のパイを育てるための果敢な決定であることは明らかだ」と話した。





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