「マイアミにガーナ戦敗戦の雰囲気を捨ててきた」。

サッカー韓国代表の洪明甫（ホン・ミョンボ）監督（４５）がブラジルワールドカップ（Ｗ杯）ベースキャンプ地のイグアスで新たなスタートを誓った。

洪監督は１２日、フォス・ド・イグアスのフラメンコ練習場で行った記者会見で、「マイアミで雰囲気の転換をした。ガーナ戦の敗戦の雰囲気は残っていない」と述べた。


韓国代表チームはマイアミでのキャンプを終えた後、この日午前にフォス・ド・イグアスに到着し、午後に国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）が指定した公開練習を行った。選手はマイアミでガーナ戦の敗戦（０－４）雰囲気を払拭したかのように、活気に満ちた表情で練習に臨んだ。洪監督は「１２日から３日間うまく練習を終え、１７日のロシア戦に備える」と述べた。

－－イグアス到着の所感は。

「１月のキャンプ以来だ。練習場、メディアセンターなど環境が良くなったようだ。イグアス市の関係者に感謝する。マイアミで練習してきたし、最終段階でコンディション調整などを考えている。１２日から１４日まで３日間うまく調整し、１７日のロシア戦を備えたい」

－－キャンプ地に入ったが、Ｗ杯に臨む意気込みは。

「これまでＷ杯が終わってから後悔する点が多かった。今回のＷ杯では悔いなく試合をしたい。韓国の選手だけでなく、みんなが一つのチームになってＷ杯を行うことを祈っている」

－－１２日から１４日までの３日間、どんな練習に集中する予定か。

「紅白戦とフィジカル的な練習をする計画だ」

－－ガーナ戦の結果が良くなかった。コンディション調整は計画通り進んでいるのか。それとも調整が失敗しているのか。

「ガーナ戦はコンディションが良くないために敗れたのではない。私たちなりに正確に進んでいて、コンディションの問題は全くないと言える」

－－グラウンド内にコントロールタワーがないという指摘がある。

「この２試合は、良いリズムで試合をしながら失点した。ガーナ戦は０－２とリードされた時、ある役割を果たしていれば、さらなる失点をしていない可能性もあった。それができなかった点はあると考える。しかし中心になる選手１人がいないということよりも、全体的にゴールスコアや集中力などすべてのものを欠いたと考えている」



＜Ｗ杯サッカー＞韓国監督「ガーナ戦敗戦の雰囲気はマイアミに捨ててきた」（２）