昨年12月7日、東京の韓国大使館で開かれたキムジャン(キムチ作り)お祭りで、李丙ギ大使の夫人シム・ジェリョン氏(左)が安倍首相の夫人昭恵氏にキムチを食べさせている。この日、李大使は和食とキムジャン文化がユネスコ人類無形遺産に登録されたことに言及し、両国が互いに配慮するべきだと強調した。(写真=中央フォト)
こうした状況で、親朴の核心である李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使が国家情報院長候補に抜てきされた。李候補は昨年6月、駐日大使として赴任して以降、両国関係が良くない状況でも柔軟で実用的な立場を見せてきた。韓日米首脳会談をはじめ各種懸案で外交部本部と摩擦を起こしながらも、解決人としての役割を果たしたりもした。朴槿恵大統領の信任を基盤に青瓦台(チョンワデ、大統領府)と直接疎通するケースもあった。菅義偉官房長官など日本側の人脈も広い。
「李駐日大使、話が通じる唯一のルート…強硬梔の尹長官留任時は最悪のシナリオ」(2)
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