サッカー韓国代表の歴代ワールドカップ（Ｗ杯）最終テストマッチの成績は良くなかった。ブラジルＷ杯を控えても同じだった。

韓国代表は１０日（日本時間）、米マイアミで行われたブラジルＷ杯前の最後のテストマッチでもガーナに０－４と完敗した。守備が崩壊し、攻撃ラインも目を引くような競技力を見せられず、ブラジルＷ杯の展望は明るくない。先月２８日のチュニジア戦で０－１で敗れた後、雰囲気の反転を狙ったが、むしろさらに重くなった雰囲気の中でブラジルに移動することになった。

２００２年以降、Ｗ杯前の最終テストマッチはすべて敗れている。２００２年韓日Ｗ杯の直前に行われたフランス戦では、朴智星（パク・チソン）、薛琦鉉（ソル・ギヒョン）がゴールを決めたが、２－３で惜敗した。２００６年ドイツＷ杯直前にスコットランド・エディンバラで行われたガーナ戦は拙戦の末、１－３で敗れた。２０１０年南アフリカＷ杯直前にオーストリアで行われたスペイン戦は０－１で惜敗した。


Ｗ杯前の最終テストマッチの敗戦は４大会連続となった。しかし過去３回は敗戦をきっかけに問題点を短期的に補完し、Ｗ杯本大会の初戦はうまくいった。２００２年、２００６年、２０１０年と３大会連続で初戦を勝利で飾ったが、これに大きな役割を果たしたのが最終テストマッチだった。