世界サッカーの辺境にあったアジアサッカーだが、ブラジルワールドカップ(W杯)では変われるのだろうか。韓国をはじめ、日本、豪州、イランなどアジアサッカー連盟(AFC)傘下の4カ国がブラジルW杯本大会に挑戦する。すでにW杯本大会の最終準備をしている4カ国は、13日(日本時間)に開幕するブラジルW杯でそれぞれ目標とする成績を狙う。
◆歴代アジア代表国のW杯成績は?
アジアサッカーはW杯としばらく特別な縁がなかった。W杯に出場すれば、欧州・南米の壁を越えられず、いつも挫折した。しかし2000年代に入り、アジアサッカーは世界サッカーの中心に少しずつ進んでいる。2002年韓日W杯で韓国代表はアジア代表国では初めて4強入りし、大きな注目を集めた。韓国は1986年から8回連続でW杯本大会に出場し、世界サッカーと肩を並べた。
2010年W杯には韓日が並んで16強入りし、アジアサッカーの中心国にふさわしい姿を見せた。予選で敗退したとはいえ、豪州もドイツ、ガーナ、セルビアという強豪と対戦し、1勝1敗1分けという結果を残した。2010W杯で韓国、日本、豪州、北朝鮮は合計4勝7敗2分けだった。
ブラジルW杯ではどうか。まず組み合わせを見ると、韓国と日本は比較的無難な組に入った。韓国はベルギー、アルジェリア、ロシアと同じH組、日本はギリシャ、コートジボワール、コロンビアと同じC組だ。
一方、イランは優勝候補のアルゼンチンをはじめ、アフリカの強豪ナイジェリア、欧州のダークホース、ボスニア-ヘルチェコビナとF組で対戦する。豪州は4年前の南アフリカW杯決勝で対戦したスペインとオランダをはじめ、南米の強豪チリと同じB組に入り、厳しい挑戦が予想される。
各国の目標は少しずつ違う。日本メディアは「ザックジャパンが4強を目指す」と伝えた。韓国も遠征W杯初の8強入りを期待している。まだ決勝トーナメント進出の経験がないイランは初の16強入りが目標で、豪州も同じく16強入りを目標にしている。
しかし海外の専門家、メディアのアジアサッカーに対する評価は高くない。ほとんどのメディアはアジア代表国の16強入りの可能性を悲観的に見ている。こうした予想、偏見を覆すことが、アジア代表4カ国がブラジルW杯で見せるべき課題だ。すでに豪州とイランはW杯が開催されるブラジルに入り、練習を始めた。米国で練習中の韓国、日本も近くブラジル入りする予定だ。
◇アジア代表国の歴代W杯成績
1938(フランス)=オランダ領東インド(2敗、1次リーグ敗退)
1954(スイス)=大韓民国(2敗、1次リーグ敗退)
1966(イングランド)=北朝鮮(1勝2敗1分け、8強)
1970(メキシコ)=イスラエル(1敗2分け、1次リーグ敗退)
1978(アルゼンチン)=イラン(2敗1分け、1次リーグ敗退)
1982(スペイン)=クウェート(2敗1分け、1次リーグ敗退)
1986(メキシコ)=大韓民国(2敗1分け、1次リーグ敗退)、イラク(3敗、1次リーグ敗退)
1990(イタリア)=大韓民国(3敗、1次リーグ敗退)、アラブ首長国連邦(3敗、1次リーグ敗退)
1994(米国)=大韓民国(1敗2分け、1次リーグ敗退)、サウジアラビア(2勝2敗、16強)
1998(フランス)=大韓民国(2敗1分け、1次リーグ敗退)、イラン(1勝2敗、1次リーグ敗退)、サウジアラビア(2敗1分け、1次リーグ敗退)、日本(3敗、1次リーグ敗退)
2002(韓日)=大韓民国(3勝2敗2分け、4強)、日本(2勝1敗1分け、16強)、サウジアラビア(3敗、1次リーグ敗退)、中国(3敗、1次リーグ敗退)
2006(ドイツ)=大韓民国(1勝1敗1分け、1次リーグ敗退)、豪州(1勝2敗1分け、16強)、日本(2敗1分け、1次リーグ敗退)、サウジアラビア(2敗1分け、1次リーグ敗退)
2010(南アフリカ)=大韓民国(1勝2敗1分け、16強)、日本(2勝1敗1分け、16強)、北朝鮮(3敗、1次リーグ敗退)、豪州(1勝1敗1分け、1次リーグ敗退)
◆歴代アジア代表国のW杯成績は?
アジアサッカーはW杯としばらく特別な縁がなかった。W杯に出場すれば、欧州・南米の壁を越えられず、いつも挫折した。しかし2000年代に入り、アジアサッカーは世界サッカーの中心に少しずつ進んでいる。2002年韓日W杯で韓国代表はアジア代表国では初めて4強入りし、大きな注目を集めた。韓国は1986年から8回連続でW杯本大会に出場し、世界サッカーと肩を並べた。
2010年W杯には韓日が並んで16強入りし、アジアサッカーの中心国にふさわしい姿を見せた。予選で敗退したとはいえ、豪州もドイツ、ガーナ、セルビアという強豪と対戦し、1勝1敗1分けという結果を残した。2010W杯で韓国、日本、豪州、北朝鮮は合計4勝7敗2分けだった。
ブラジルW杯ではどうか。まず組み合わせを見ると、韓国と日本は比較的無難な組に入った。韓国はベルギー、アルジェリア、ロシアと同じH組、日本はギリシャ、コートジボワール、コロンビアと同じC組だ。
一方、イランは優勝候補のアルゼンチンをはじめ、アフリカの強豪ナイジェリア、欧州のダークホース、ボスニア-ヘルチェコビナとF組で対戦する。豪州は4年前の南アフリカW杯決勝で対戦したスペインとオランダをはじめ、南米の強豪チリと同じB組に入り、厳しい挑戦が予想される。
各国の目標は少しずつ違う。日本メディアは「ザックジャパンが4強を目指す」と伝えた。韓国も遠征W杯初の8強入りを期待している。まだ決勝トーナメント進出の経験がないイランは初の16強入りが目標で、豪州も同じく16強入りを目標にしている。
しかし海外の専門家、メディアのアジアサッカーに対する評価は高くない。ほとんどのメディアはアジア代表国の16強入りの可能性を悲観的に見ている。こうした予想、偏見を覆すことが、アジア代表4カ国がブラジルW杯で見せるべき課題だ。すでに豪州とイランはW杯が開催されるブラジルに入り、練習を始めた。米国で練習中の韓国、日本も近くブラジル入りする予定だ。
◇アジア代表国の歴代W杯成績
1938(フランス)=オランダ領東インド(2敗、1次リーグ敗退)
1954(スイス)=大韓民国(2敗、1次リーグ敗退)
1966(イングランド)=北朝鮮(1勝2敗1分け、8強)
1970(メキシコ)=イスラエル(1敗2分け、1次リーグ敗退)
1978(アルゼンチン)=イラン(2敗1分け、1次リーグ敗退)
1982(スペイン)=クウェート(2敗1分け、1次リーグ敗退)
1986(メキシコ)=大韓民国(2敗1分け、1次リーグ敗退)、イラク(3敗、1次リーグ敗退)
1990(イタリア)=大韓民国(3敗、1次リーグ敗退)、アラブ首長国連邦(3敗、1次リーグ敗退)
1994(米国)=大韓民国(1敗2分け、1次リーグ敗退)、サウジアラビア(2勝2敗、16強)
1998(フランス)=大韓民国(2敗1分け、1次リーグ敗退)、イラン(1勝2敗、1次リーグ敗退)、サウジアラビア(2敗1分け、1次リーグ敗退)、日本(3敗、1次リーグ敗退)
2002(韓日)=大韓民国(3勝2敗2分け、4強)、日本(2勝1敗1分け、16強)、サウジアラビア(3敗、1次リーグ敗退)、中国(3敗、1次リーグ敗退)
2006(ドイツ)=大韓民国(1勝1敗1分け、1次リーグ敗退)、豪州(1勝2敗1分け、16強)、日本(2敗1分け、1次リーグ敗退)、サウジアラビア(2敗1分け、1次リーグ敗退)
2010(南アフリカ)=大韓民国(1勝2敗1分け、16強)、日本(2勝1敗1分け、16強)、北朝鮮(3敗、1次リーグ敗退)、豪州(1勝1敗1分け、1次リーグ敗退)
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