日本サッカー代表チームの国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングは４７位。しかし今回のブラジルワールドカップ（Ｗ杯）での目標は４強だ。日本のメディアは代表チームのアルベルト・ザッケローニ監督の名前を取って、サッカー代表チームを「ザックジャパン」と呼ぶ。サガン鳥栖のユン・ジョンファン監督（４１）が韓国日刊スポーツとともに「ザックジャパン」を分析する。ユン監督は１９９９年から２００２年までセレッソ大阪で活躍し、２００６年サガン鳥栖に入団して２００８年に引退した後、指導者に転身して成功した。１３年間にわたり日本のサッカー界を走りまわった彼は、日本のサッカーを最もよく知る指導者だ。

ザックジャパンの上昇の勢いがすさまじい。４年の間に確かめた信頼と自信が、試合力として出てきている。

日本は最近、５回の評価試合で４勝１引き分けを記録中だ。オランダ（ＦＩＦＡランキング１５位）遠征試合を２－２で引き分け、ベルギー（同１２位）の遠征試合では３－２の逆転勝ちを手にした。ニュージーランド（同１１１位）とキプロス（同１３０位）などの下位圏チームを押しやって勢いに乗った。３日（日本時間）には手ごわい相手のコスタリカ（同３４位）を米国フロリダで３－１で破った。時差の適応もままならない状態で逆転勝ちをしたのは意味がある。


この日ザッケローニ監督は、機会が少なかった選手たちを先発に送りだした。弱点と指摘されていた高さを補強した形だった。身長１８２センチの大迫勇也（２４、１８６０ミュンヘン）が最前線に立った。短いパス中心の攻撃パターンに変化を与えられる選手だ。このほかにも主力選手が３～４人程度抜けた。前半戦ではかみあわなかった。前半終了直前にはコスタリカに先制ゴールまで奪われた。しかし後半に主力選手らが交代で入って試合を主導し、勝負をひっくり返した。





＜Ｗ杯サッカー＞「４連勝」日本の力、４年間の信頼の力（２）