国際スケート競技連盟(ISU)は4日(日本時間)、公式ホームページに掲載された懲戒委員会の決定文を通じてこうした判決を下したと明らかにした。キム・ヨナは2月に開かれたソチ冬季オリンピックのフィギュア女子シングルでクリーンな演技をしてショート・フリープログラムで合計219.11点を獲得した。しかしフリープログラムでジャンプに失敗したアデリナ・ソトニコワ(ロシア)が224.59点の高得点を獲得して判定疑惑が提起されていた。
特に競技後にソトニコワとロシア審判が抱擁するシーンがとらえられて議論が広がった。当時、審判陣として参加した人の中には1998年長野大会の時に判定操作疑惑で1年間の資格停止になった経歴がある審判やロシアフィギュア連盟会長の妻らが含まれていた。