旅客船「セウォル号」沈没事故に関連し、「救助責任者が発見された遺体の収容を止めている」というデマを流した30代の会社員に対し、裁判所が初めて実刑判決を言い渡した。
ソウル中央地裁は3日、虚偽の情報を流して海洋警察などの名誉を傷つけた容疑で拘束、起訴されたキム被告(30)に懲役1年を言い渡した。
裁判所側は「セウォル号事故の当日、国民全員が行方不明者の無事帰還を祈っている状況で、虚偽の情報を流し、行方不明者の家族と国民の不安を加重させた」とし「救助作業担当者の名誉を深刻に傷つけるなど罪質が良くない」と述べた。
キム被告は先月16日午後9時20分、自分の名義のスマートフォン2つを利用し、救助作業に投入された友人とカカオトークで対話をしたように装った。セウォル号内部で多くの遺体を確認した友人が自分に「海洋警察など救助担当者が遺体の収容を防いでいる」と訴える内容だった。キム被告はこれをキャプチャーし、「海兵隊の友人との対話」としてインターネットに載せた。一部のネットユーザーが対話の内容を疑うと、キム被告は「事実をそのまま載せた」とコメントした。
警察に出頭したキム被告は当初、知人と共謀したと主張していたが、追及を受けると、後に単独犯行であることを明らかにした。
ソウル中央地裁は3日、虚偽の情報を流して海洋警察などの名誉を傷つけた容疑で拘束、起訴されたキム被告(30)に懲役1年を言い渡した。
裁判所側は「セウォル号事故の当日、国民全員が行方不明者の無事帰還を祈っている状況で、虚偽の情報を流し、行方不明者の家族と国民の不安を加重させた」とし「救助作業担当者の名誉を深刻に傷つけるなど罪質が良くない」と述べた。
キム被告は先月16日午後9時20分、自分の名義のスマートフォン2つを利用し、救助作業に投入された友人とカカオトークで対話をしたように装った。セウォル号内部で多くの遺体を確認した友人が自分に「海洋警察など救助担当者が遺体の収容を防いでいる」と訴える内容だった。キム被告はこれをキャプチャーし、「海兵隊の友人との対話」としてインターネットに載せた。一部のネットユーザーが対話の内容を疑うと、キム被告は「事実をそのまま載せた」とコメントした。
警察に出頭したキム被告は当初、知人と共謀したと主張していたが、追及を受けると、後に単独犯行であることを明らかにした。
この記事を読んで…