ロバート・バロー教授
バロー教授は韓国の経常収支が26カ月連続で黒字となっていることと関連し、「輸出増加のスピードが輸入より速く、不況型黒字だとは思わない。ただ現状況でウォン切り下げは自然な現象だとみる」と話した。バロー教授は、「日本の事例を模倣するなという助言を韓国にしたい。GDP比で高い公共負債比率や大規模公共事業などはまねない方が良い」と強調した。市場機能を重要視するマクロ経済学者のバロー教授は米国の量的緩和にも否定的な立場だった。バロー教授は「量的緩和は経済成長に効果的でなく、かえって経済の不確実性を育てた」と指摘した。
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