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<W杯サッカー>韓国代表、暑さの中でもエアコンをつけない理由は?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ブラジルワールドカップ(W杯)本大会を準備する洪明甫(ホン・ミョンボ)韓国代表監督の視線は、H組初戦(6月18日)相手のロシアに向いている。第1戦で勝ち点3点を獲得すれば、1次リーグ通過の可能性を大きく高めるという計算のためだ。

1日、米マイアミのセントトーマス大学のグラウンドで行われた韓国代表の最初の練習でも、洪監督は「ロシアを相手に総力戦をする」と強調した。監督の戦意を感じる選手も、さまざまな方法でロシア戦勝利の可能性を高めるために努力している。

「現地気候適応」は小さいながらも意味のある第一歩だ。洪監督が代表チームの合宿地にマイアミを選択したのは、ロシア戦の場所であるクイアバと気候条件が似ているからだ。熱帯モンスーン気候地域であるマイアミの6月の天気は昼の最高気温が30度を超える。湿度も70%を超え、蒸し暑い。熱帯サバナ気候地域のクイアバと似ている。両地域の緯度は似ていて、韓国との時差も同じ13時間だ。ロシア戦が行われるクイアバの環境をあらかじめ経験すれば、ロシアとの第1戦を控え、選手の競争力を高められるというのが、洪監督の判断だ。


選手も積極的に暑さに適応している。ほとんどの選手が宿舎に設置されたエアコンを消している。じっとしていても汗が流れるが、「汗と仲良くなろう」という考えで「電源オフ」ボタンを押した。エアコンの誘惑を振り切るために、宿舎の窓を開けて過ごす選手も多い。食堂など公共場所に集まる時は長袖の服を着る。他の宿泊客を勘案してホテル側がエアコンをつける場合のためだ。食事の前後に宿舎の周りを散歩して汗を流すのも同じ理由だ。

1日の練習後、GK鄭成竜(チョン・ソンリョン、29、水原)は「エアコンを消すのは小さな努力だが、みんなの意志が一つになれば、想像以上の大きな結果となる可能性がある」とし「みんながポジションに対する欲よりもチームに寄与する選手になるため、自発的に暑さと親しくなっている」と説明した。



<W杯サッカー>韓国代表、暑さの中でもエアコンをつけない理由は?(2)

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