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<2014済州フォーラム>「アジアの和解、植民地犯罪の謝罪が必須」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
29日の済州(チェジュ)フォーラムでは外交安保・女性・環境などさまざまな主題で28のセッションが開かれた。このうち主なセッション3つを紹介する。

◆「韓半島(朝鮮半島)信頼政治の再照明と展望」セッション=中央日報紙の金永熙(キム・ヨンヒ)論説委員の司会で、中国人民大の金燦栄教授と慶応大の添谷芳秀教授、フィナンシャルタイムズ紙コラムニストのギデオン・ラフマン氏、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室の全星勲(チョン・ソンフン)安保戦略秘書官が朴槿恵(パク・クネ)政府の信頼政治(Trust Politics)について熱を帯びた討論を行った。

金教授は「韓半島では韓国・北朝鮮と米中の2強大国が重要な役割を果たしている」とし、「南北間の信頼だけでなく米中の間の信頼構築も必要だ」と話した。添谷教授は「韓国が直面している非核化、統一などのために日本が韓国の地域政策パートナーになるべき」とし、「韓国政府や指導部は日本に対する不信を取り払うべきだ」と強調した。全秘書官は「北朝鮮は相互尊重と平和に基づき、7・4共同声明などすでに合意した事案から守っていかなければならない」と話した。


◆「北東アジアの歴史和解と平和構築の課題」セッション=ベルリン自由大学韓国学研究所のヴェルナー・ペニヒ研究委員、京都大の永原陽子教授、中国社会科学院の孫歌教授、西江(ソガン)大の尹炳男(ユン・ビョンナム)教授などが参加して日本の植民統治に対する責任と和解について討論した。

永原教授は「歴史的和解のために植民地の犯罪に対する謝罪が必要なのは自明のこと」と話した。孫教授は「和解を可能にするのは、謝罪とその真実性の問題」と強調した。ペニヒ研究委員は「加害者の罪悪感と責任感、被害者の許す意志があってこそ和解が可能だ」と話した。

◆「世界女性リーダーズ・ラウンドテーブル」=働く女性の社会地位の向上等を目指している国際団体「BPW(Business and Professional Woman)」の韓国連合会イ・インシル代表の司会で、フリーダ・ミリクリス(Freda Miriklis)BPW会長、RACH財団会長でイラン王女のファイ・ジャハン・アラ氏、カニングハム・グループ(Cuningham Group)のニア・アン副社長、アリランTVのソン・ジエ前社長などが女性リーダーの役割について議論した。

ソン前社長は「韓国女性たちには男性より家庭に対する義務をより多く背負わされている」とし、「男性と就職率がほぼ同じである女性たちは30~40代になるとその相当数が離職する」と指摘した。ミリクリス会長は「リーダーになるには難しい質問ができなければならない」と助言した。



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