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安倍首相が最も恐れる政治家「凍りついた韓日関係、私が溶かす」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
--セウォル号事故で慎重論もありそうだが。

「時期的にどうかと思う慎重論もあったが、私は李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使に会ってこんな話をした。最初に、こんな時ほど最も近い隣国が真の慰労をした方が良い(NHK交響楽団は追悼曲を準備する予定)。2つ目、両国関係に雲がかかっている時、これを取りはらうために出なければならないのが政治だ。私も現在、衆議院予算委員長なのに国会会期内のため原則的には外国に出られない。しかし、どうにかして許諾を得るつもりだ」

--慰安婦問題で両国関係が最悪だ。


「日本の若い国会議員は戦争を知らない世代だ。頭では本や新聞を通じて分かっているが、実際(心)では分からない。慰安婦問題は一日でも早く解決することが韓国と日本の双方にとって良い。米国まで(味方を作ろうと)口説き落として、何か良いことがあるだろうか。だからといって米国が仲裁案を出すだろうか。米国も本心は、自分たちの側にそんな問題を持ってこないでくれと言うことだ。またアジアの問題はアジアの中で解決するしかないのではないか(この部分で二階議員はテーブルを手でたたいて声に力が入った)。それで私は日韓議員連盟側に「形ばかりとらえずに今、何か行動しなければならない時期ではないのか、しっかりやれ」と話している。韓日関係が苦境に立たされている時、何の行動もしないでいるのが、あまりにも不満だ。それで私が今回、先頭に立って(韓日関係改善のための)スタートを切ろうとしているのだ。それで河村建夫・日韓議員連盟幹事長も今回同行することになったのだ」

二階議員は今回の行事のために1枚のスクラップ記事を準備したという。2010年、彼の地元選挙区である和歌山県に建てた金忠善(キム・チュンソン)将軍の記念碑関連記事だ。

金忠善将軍はもともと、沙也可という名前の日本の武将だった。壬辰倭乱の当時に火縄銃部隊をつれてきて「この戦いは名分がない」と、ただの一度の戦闘もしないまま投降した後、倭軍と相対して戦った。以後、先祖が「金海(キムヘ)金氏」本貫をおろし、現在韓国に住んでいる子孫は7000人余りに達する。子孫たちの集成村が友鹿洞〔大邱市達城郡嘉昌面(テグシ・タルソングン・カチャンミョン)所在〕にある。偶然の一致か、朴槿恵(パク・クネ)大統領の過去の地方選挙区だ。「敵軍に投降して銃口を逆に回した武将を記念までしたように、お互いの憎しみを友好に変えて行こう」というのが、彼の投げかけるメッセージだ。





安倍首相が最も恐れる政治家「凍りついた韓日関係、私が溶かす」(1)

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