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<W杯サッカー>「けがに注意」…韓国代表に負傷警戒令

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

サッカー韓国代表

「けが人を出さないことが最も重要だ」。

洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いるサッカー韓国代表が28日午後8時、ソウルワールドカップ(W杯)競技場でチュニジアと親善試合を行う。

ブラジルW杯本大会前に行う2試合のうちの1試合であり、本大会のアルジェリア戦を想定した試合であるだけに、韓国代表はチュニジア戦をうまく活用して戦力を固める計画だ。


しかし競技力に劣らず重視すべきことがある。選手のけがだ。いくら良いゲームをしても、負傷者が出れば代表チームの構想にも支障が生じるしかない。

実際、韓国サッカーはW杯直前に何度か負傷者を出している。1998年フランスW杯の直前に行われた中国との親善試合では、黄善洪(ファン・ソンホン、現浦項監督)は相手GKとぶつかり、膝十字靭帯断裂という重傷を負った。FWの人材が減った韓国代表は攻撃力が低下し、結局、フランスW杯では2得点に終わり、1分け2敗で脱落した。

このほか、2006年ドイツW杯を控えてKリーグ試合で負傷した李東国(イ・ドングク、全北)、2010年南アフリカW杯直前のベラルーシ戦でけがをした郭泰輝(クァク・テフィ、アル・ヒルラル)も、膝十字靭帯損傷でW杯の夢をあきらめることになった。当然、代表チームの戦力構想にも影響するしかない。

このため代表経歴が多い洪明甫監督もけがを警戒している。洪監督は「結果とは関係なく、けが人が出るのはよくない。選手は試合に勝つこと以上に、けがなく試合を終えることが重要なポイントだ」と語った。

すでに代表チーム招集時から主力選手の一部がけがを抱えていただけに、これをチェックしながら試合を運用する計画だ。



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