朴槿恵（パク・クネ）大統領は２７日、シンガポール政府所有の投資会社「テマセク・ホールディングス」の理事陣と面会し、シンガポール首相の夫人で同社最高経営責任者（ＣＥＯ）であるホー・チン氏と挨拶を交わしている。同社は１９７４年に設立され、２０１３年の資産は１７６兆ウォン（約１７兆円）。

朴大統領はこの席で「有望な韓国ベンチャー・中小企業にこれまで投資を続けてくれたことに感謝する」と述べた。同社のリム・ブンヘン理事会議長は「テマセクは有望中小・中堅企業が成長するのに役に立つ投資を模索している」と、朴大統領の言葉に応えた。

テマセクの職員は２６～３０日、ソウルのグランドハイアットホテルで開催されるテマセク・コネクション（研鑽会）に参加するために訪韓した。