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「大勝し痛快」…李舜臣の親筆書簡を発見

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李舜臣(イ・スンシン)将軍の親筆の書簡

李舜臣(イ・スンシン)将軍の親筆の書簡が発見された。壬辰倭乱が勃発した1592年の釜山浦(プサンポ)海戦で倭船100隻余りを沈没させ大勝を収めた直後に書いた書簡だ。咸鏡道(ハムギョンド)の義州(ウィジュ)にいた姜応ファン(カン・ウンファン)に10月30日に送った返信形式だ。これまで郷土史学者チョ・ヒョンシクの『固城郷土守護史』を通じ影印本だけ存在が知られていた。李舜臣専門家のノ・スンソク汝諧(ヨヘ)古典研究所長が最近手紙を所蔵していた壬辰倭乱当時の武官崔均(チェ・ギュン)の子孫を説得して鑑定した後、26日に公開した。姜応ファンは文人だが檄文を書いて義兵を集め倭軍と戦い戦功を立てた。避難する宣祖(ソンジョ)を守るため義州について行った。李舜臣将軍の手紙には早く戦争で勝利し王を漢陽(ハンヤン)に戻らせたいという思いが込められている。

「この人は拙劣な才能で難局に遭い…『憂』の1文字ばかり思い出されます。ところで幸い崔均と崔ガンの力で熊川(ウンチョン)の敵に大勝し再び海に浮いている敵将を生け捕りにしたので心が痛快ではありませんか。しかし昼も夜も願っているのはわが王の輿を漢陽に帰れるようにすることです」。

李舜臣将軍の親筆書簡の原本は多くない。『李舜臣書簡帖』とサムスン美術館リウム、ソウル大学博物館などに散らばっている。ノ所長は「書簡には雄壮で力のある将軍の書体の特徴がよく現れている」と明らかにした。






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