朴槿恵(パク・クネ)大統領が早ければ27日に新任国家情報院長と青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長に対する人選を発表する。人選をめぐり悩んできた朴大統領が27日に最終決定できない場合、遅くとも今週半ばまでには人選を終える方針という。安保空白を狙った北朝鮮の対南挑発の可能性が大きくなっているだけに、後任人選発表を遅らせることはできないためだ。人選が予想より遅れたのは国の主要人事で釜山(プサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)出身者に偏重しているとの論議が高まり、再び“パズル合わせ”をしたためとみられる。韓国政府核心関係者は26日、「国家情報院長と国家安保室長の人選をめぐり悩んできた朴大統領が、議論が提起された地方の出身者は今回の人選から排除することにしたと理解している。候補群は3倍数程度に圧縮され、朴大統領の最終決断だけが残ったものと理解している」と話した。
国家情報院長には国家情報院事情をよく知る人物が有力視される中、国家情報院第2次長を務めた李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使と、国家情報院勤務経験と国会情報委員長を務めた権寧世(クォン・ヨンセ)駐中大使が候補群に入っている。黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官と、外交官出身で国家情報院第1次長を務めた金塾(キム・スク)元国連大使も下馬評に上がっている。ハン・ギボム国家情報院第1次長の内部抜てきの可能性も議論される。2期国家安保室長には金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が席を移し重用されるだろうとの観測が有力な中、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の名前も挙がっている。
国家情報院長には国家情報院事情をよく知る人物が有力視される中、国家情報院第2次長を務めた李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使と、国家情報院勤務経験と国会情報委員長を務めた権寧世(クォン・ヨンセ)駐中大使が候補群に入っている。黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官と、外交官出身で国家情報院第1次長を務めた金塾(キム・スク)元国連大使も下馬評に上がっている。ハン・ギボム国家情報院第1次長の内部抜てきの可能性も議論される。2期国家安保室長には金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が席を移し重用されるだろうとの観測が有力な中、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の名前も挙がっている。
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