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カンヌ映画祭が閉幕…非コンペ部門で韓国映画が好評

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

カンヌ映画祭に招待された映画『最後まで行く』のキム・ソンフン監督。

25日(現地時間)、トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『ウィンター・スリープ』に「パルムドール」(最高賞)を抱かせ、第67回カンヌ国際映画祭が閉幕した。

今年のカンヌ国際映画祭では韓国映画がコンペティション部門に招待されなかったが、非コンペティション部門で韓国映画が海外メディアの好評を受けた。

特に非コンペティション部門の「監督週間」セクションに招待されたキム・ソンフン監督の『最後まで行く』は爆発的な反響があった。全座席(825席)が完売し、上映後は歓呼と拍手喝采を受けた。ハリウッドリポーター誌は「高品格の韓国犯罪映画。暴走するサスペンスとブラックユーモアが会って完成した作品」と絶賛した。


「ある視点」部門に招待された『トヒよ(A Girl at My Door)』に対する評価は分かれた。しかし子役俳優キム・セロンとペ・ドゥナの演技に対する好評は続いた。カンヌ国際映画祭副執行委員長のクリスティアン ・ジョン氏は「ペ・ドゥナの演技は圧倒的だった。トヒ役を演じたキム・セロンは今後が気になる俳優だ。次もカンヌで会えることを期待する」と評価した。

映画祭期間に開かれるカンヌフィルムマーケットでも大きな成果があった。『トヒよ』が早くからフランスの配給会社に売れたのをはじめ、海外バイヤーがいくつかの韓国映画に目を向けた。ハ・ジョンウ、カン・ドンウォン主演の『群盗:民乱の時代』(7月23日公開)は北米・フランス・ドイツ・オランダ・台湾などに販売された。キム・ナムギル、ソン・イェジン主演の『海賊:海に行った山賊』(下半期公開)は、北米・日本・ドイツ・ベルギーなど計15カ国に先に販売された。「ミッドナイトスクリーニング」部門に招待された『標的』は、ドイツ・トルコ・スイス・中東・南米地域に輸出された。

2007年に『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭主演女優賞に選ばれた“カンヌの女王”チョン・ドヨンは、今回の映画祭でコンペティション部門の審査委員として活躍した。韓国の映画関係者では1994年の故シン・サンオク監督、2009年のイ・チャンドン監督に続いて3人目。韓国の俳優でコンペティション部門の審査委員になったのはチョン・ドヨンが初めてだ。映画関係者の間では「チョン・ドヨンが審査委員に委嘱されたのは、韓国映画がコンペティション部門で受賞するのと同じくらい価値があることだ」という評価が出ている。



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