2013年「ザルツブルク音楽祭」にアジアの交響楽団として初めて招かれ演奏を披露したNHK交響楽団。6月1日、広上淳一指揮でソン・ヨルウムとプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番とマーラー交響曲第4番を演奏する。(写真=錦湖アシアナ文化財団)
日本は特にオーケストラ分野が強い。日本オーケストラ連盟に所属しているプロオーケストラは32楽団にのぼる。これら楽団の音楽を聞きに年間400万人の聴衆がコンサートホールを訪れる。400万人という数字は、海外オーケストラ公演は除外した純粋な自国交響楽団演奏会における観客数だ。アマチュア同好会オーケストラや吹奏楽団も全国に3000団体を越える。楽器を買って定期的に練習する人々は20万人だ。楽器市場に資金がよく巡り、音盤売り場が健在な背景だ。自国オーケストラを愛する管弦楽ファンが日本クラシックの底力というわけだ。
日本オーケストラの強みとして、専門家はスター指揮者の招聘、感覚的なプログラム構成、専用ホールの運営など3要素を挙げる。2007年、日本オーケストラ連盟でインターンとして所属し、日本交響楽団と東京音楽市場を研究したハン・ジョンホ氏は「NHK交響楽団と新日本フィルハーモニー交響楽団など7大プロ交響楽団は、著名な外国人指揮者を招いて自国の指揮者と競い合わせながら演奏力を向上させた」と分析した。
6月1日午後8時、ソウル芸術の殿堂コンサートホールで8年ぶりに来韓公演するNHK交響楽団の場合、シャルル・デュトワ、ウラディーミル・アシュケナージ、アンドレ・プレヴィンら全盛期に国際的な名声を得た指揮者を音楽監督や客員指揮者として招いて短期間に大きな発展を成し遂げた。彼らを前に出しつつ、外山雄三や尾高忠明のような自国の指揮者を共同常任指揮者に指名し、一緒に成長させていく体制を整えた。ヘルベルト・フォン・カラヤンをはじめ、ピエール・ブーレーズ、マクシム・ショスタコーヴィチのような巨匠指揮者がしばしばNHKを訓練したのも力となった。
プロオケ32楽団、聴衆400万…欧州も凌駕する“ジャパン・パワー”(2)
この記事を読んで…