北朝鮮軍が22日午後6時ごろ、延坪島(ヨンピョンド)から西南に14キロ離れた西海(ソヘ、黄海)北方境界線(NLL)以南の韓国側水域で、哨戒任務を遂行中だった韓国海軍第2艦隊所属の艦艇に2発の砲撃を加えたと合同参謀本部が明らかにした。北朝鮮軍の砲弾は艦艇から150メートル地点に落ちたものの、韓国軍が被害を受けることはなかった。
合同参謀本部は緊急ブリーフィングを通じて「わが艦艇は北朝鮮軍の砲撃後すぐ、NLLの北側に12キロほど離れている北朝鮮軍警備艇に対して数発の対応射撃をした」と明らかにした。しかし北朝鮮軍の被害状況については確認されなかった。また、万が一の事態に備えて近隣基地からKF-16などの戦闘機も緊急出動して待機した。軍は北朝鮮軍の砲撃直後の午後6時20分から、近隣海域で操業中だった漁船20隻に対してすぐに退去させる一方、延坪島住民700人余りも緊急避難させた。避難令は午後9時25分に解除された。
一方、軍は午後8時20分ごろ、北側の南北将軍級会談代表宛てに「北朝鮮の火力挑発行為に対して厳重警告し、すべての責任は北朝鮮にあることを明確にしておく」という電話通知文を送った。
北朝鮮の突然の挑発で急迫事態になったものの、国家危機状況を扱う国家安全保障会議(NSC)は開かれなかった。
NSC常任委員長の金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長がこの日更迭されたうえ、柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官はアジア信頼醸成措置会議(CICA)への参加で訪中していたためこの日午後の帰国となり、会議招集が行われなかったことが伝えられた。
合同参謀本部は緊急ブリーフィングを通じて「わが艦艇は北朝鮮軍の砲撃後すぐ、NLLの北側に12キロほど離れている北朝鮮軍警備艇に対して数発の対応射撃をした」と明らかにした。しかし北朝鮮軍の被害状況については確認されなかった。また、万が一の事態に備えて近隣基地からKF-16などの戦闘機も緊急出動して待機した。軍は北朝鮮軍の砲撃直後の午後6時20分から、近隣海域で操業中だった漁船20隻に対してすぐに退去させる一方、延坪島住民700人余りも緊急避難させた。避難令は午後9時25分に解除された。
一方、軍は午後8時20分ごろ、北側の南北将軍級会談代表宛てに「北朝鮮の火力挑発行為に対して厳重警告し、すべての責任は北朝鮮にあることを明確にしておく」という電話通知文を送った。
北朝鮮の突然の挑発で急迫事態になったものの、国家危機状況を扱う国家安全保障会議(NSC)は開かれなかった。
NSC常任委員長の金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長がこの日更迭されたうえ、柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官はアジア信頼醸成措置会議(CICA)への参加で訪中していたためこの日午後の帰国となり、会議招集が行われなかったことが伝えられた。
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