ニューヨークタイムズのカメラマン、イ・ジャンウク氏が撮影し、ピューリッツァ賞を受賞したニューヨーク世界貿易センター崩壊の瞬間(写真左)と戦乱中のアフガニスタンの騎馬競技ブズカシの場面。
「宿命だと考えます。カメラマンという職を持つことになったのも。この20年間ただの一度も別のことをしてみようと考えたことはなかったですから。ピューリッツァ賞を受賞した後、周りから『エディターをしてみろ、事業をしてみろ』との誘惑もたくさんありました。しかし別の考えはしませんでした。まだ写真ほど私に『生きている』という気分を持たせてくれるものはないようです」。
待った者にだけ開かれるという「魔の瞬間」を通じ望み通りの写真を撮った時の歓喜を他の職業に求めるのは容易ではなかっただろう。「話題の中心にある現場に直接行き、見て、感じて、撮って、話したいという欲望が私の血に流れているのです」。
彼は「お金を追っていたらすでに大金持ちになっていただろうがピューリッツァ賞は受けられなかっただろう」と言いながら笑った。イ氏は釜山(プサン)出身で中央大学建築工学科1年生だった1986年にニュージャージーに住む叔母の招きで渡米。昼間はアルバイトをし、夜はバーゲンコミュニティカレッジでコンピュータ科学を勉強した。高校の時に趣味だった写真を勉強するためニューヨーク大学に編入することになったのが人生の転機となった。
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