ガールズグループＫＡＲＡが２０１１年に起こした所属事務所との専属契約紛争で、被害を受けた広告主に損害賠償を命じる判決が下された。

ソウル高裁民事４部は最近、衣類会社リアルカンパニーがＫＡＲＡ所属事務所であるＤＳＰメディアを相手に起こした損害賠償請求訴訟で、「ＤＳＰメディアはリアルカンパニーに５０００万ウォン（約５００万円）を支払うように」として原告の一部勝訴判決を下した。

裁判所は「ＫＡＲＡは紛争が起きる前は溌刺として親しみやすいといったイメージを持っていたが、紛争後は否定的な報道が出てくるなどイメージが相当程度、下落した」として「これは広告出演契約にともなう品位維持義務に違反した債務不履行に該当する」と判示した。


リアルカンパニーは２０１１年６月にＫＡＲＡと広告出演契約を締結したが、ＫＡＲＡと所属事務所の間の専属契約効力の紛争が起きると「ＫＡＲＡが社会的物議をかもして商品イメージを傷つけた」として訴訟を起こしていた。