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韓国KBS社長、辞任拒否…「青瓦台の外圧説」否定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

吉桓永(キル・ファンヨン)社長

KBS(韓国放送公社)の吉桓永(キル・ファンヨン)社長が「青瓦台(チョンワデ、大統領府)の外圧説」について全面否定し、ストライキには厳重対応すると明らかにした。

21日午前、吉社長はKBSの社内放送で特別談話を発表した。彼は「公営放送であるKBS史上、前例のない危機的状況が訪れたことについて社長として遺憾」としながら「金時坤(キム・シゴン)前報道局長が言及した青瓦台の報道介入は事実ではない」と話した。彼は「今までただの一度も記事を変えたり直せとの指示を与えたことはない。青瓦台から記事に関する電話を受けたこともない」と付け加えた。

彼は現在、KBSの2大労組が準備しているストライキについては違法ストライキだと規定し、「厳重に社規と原則によって対応する」と明らかにした。また「社長職には執着していない。KBSを正常化した後に喜んで退く」として「政治的扇動には絶対に妥協しない」と付け加えた。


金時坤・前報道局長は16日午後、記者協会総会に参加して「青瓦台と吉社長から『セウォル号報道に関して海洋警察への批判を自制してほしい』などといった要請を受けた」としながら自身の辞任過程にも青瓦台の圧力があったと主張した。これに対し吉社長はKBS第1テレビの『ニュース9』で「金前局長の主張は事実ではない」と話した。これに対し現在KBSの2大労組と記者協会、PD協会、一部のアンカーらとKBS労組ラジオ区域組合員は、吉社長の退陣を求めてゼネストの有無を議論中だ。



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