海洋警察は53年12月当時、内務部治安局所属の「海洋警察隊」として発足した。50年代後半-60年代にしばらく独立したが、概して警察庁(治安局)下にあった。しかし93年、292人が死亡した西海フェリー号事故をきっかけに、海洋水産部傘下の海洋警察庁となった。「海洋安全を担当する専門組織がなく犠牲を膨らませた」という指摘を受け、事故3年後の96年に設立された。
しかし「海洋の安全に万全を期する」という目的は達成できなかった。理由の一つは、海洋水産部の傘下に入ったにもかかわらず、庁長には陸地警察出身者が就任した点だ。現在の金錫均(キム・ソクギュン)庁長(49)にいたるまで、13人のうち11人が陸地警察出身者だ。
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
しかし「海洋の安全に万全を期する」という目的は達成できなかった。理由の一つは、海洋水産部の傘下に入ったにもかかわらず、庁長には陸地警察出身者が就任した点だ。現在の金錫均(キム・ソクギュン)庁長(49)にいたるまで、13人のうち11人が陸地警察出身者だ。
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