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<韓国旅客船沈没>兪大均氏をA級指名手配…密航ルートも遮断

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
仁川(インチョン)地検特別捜査チームは14日、兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモグループ会長の長男で現在潜伏中の兪大均(ユ・デギュン)氏をA級指名手配したと明らかにした。

逮捕令状または拘束令状が発給された被疑者を対象に出されるA級指名手配は、被疑者発見と同時に逮捕できるようにする措置だ。捜査チームは兪大均氏が密航した可能性もあるとして仁川(インチョン)や平沢(ピョンテク)など主要港湾の密航ルートを点検している。検察関係者は、「雑犯でもなく宗教指導者の息子であり嘱望される芸術家が逃避しわれわれも戸惑っている」と話した。

捜査チームは兪前会長に対しては、「16日午前に決まった召還時刻に検察に出頭すると信じている」と繰り返し強調した。兪前会長は京畿道安城(キョンギド・アンソン)市内の宗教施設に滞在しているとされているが、現在まで正確な滞在地は確認されていない。検察は兪前会長が欠席する場合にはすぐに逮捕令状を発行し強制拘引に出る方針だ。


一方、セウォル号沈没事故を捜査している検察警察合同捜査本部は14日、「セウォル号のイ・ジュンソク船長と1等航海士のカン・ウォンシク氏、2等航海士のキム・ヨンホ氏、機関長のパク・ギホ氏の4人について、不作為による殺人容疑を適用し15日に起訴する」と明らかにした。救護措置を取らなければ生徒ら乗客数百人が死ぬことを知っていながら何の行動もせずに先に脱出したことと関連してだ。これまでに死亡が確認された最小281人に対する殺人容疑だ。容疑が認められれば最高で死刑まで宣告が可能だ。合同捜査本部はイ船長を含め拘束されたセウォル号の船員15人全員を15日に起訴する。裁判所は狭い木浦(モクポ)支所の代わりに光州(クァンジュ)地方裁判所に公訴状を提出することにした。





【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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