ソウル地方裁判所は22日、昨年漢江(ハンガン)にホルマリンを放流した容疑(水質環境保全法違反など)で起訴された、米8軍龍山(ヨンサン)基地霊安室のアルバート・マックパーランド(56)副所長に起訴状を直接渡そうとしたが、米軍側の拒否で失敗した。米軍側は、ソウル龍山米軍基地の正門前まで起訴状を持って訪問した裁判所の執行官2人に「受け取ることができない」とし、突き返した。
またこの日米軍側は、報道資料を通じ「韓米地位協定により、勤務遂行中の犯罪に対しては、第1次裁判権が駐韓米軍にあり、マックパーランド氏はすでに懲戒処罰を受けた」とし、「今年4月の韓米地位協定により第1次裁判管轄権を行使するという立場を韓国法務部に明らかにしており、法務部はこれに対して異義を提起しなかった」との公式立場を明らかにした。
これに対して法務部は「検察がマックパーランド氏を略式起訴し、裁判所が正式に裁判に回付する過程で、米軍側が異議申立てをしなかったため、裁判権が韓国にあるのを認めたことになる」と反駁した。
裁判を担当したソウル地裁刑事第15単独の呉在晟(オ・ジェソン)判事は「拘引状を発行して捜査機関に執行を依頼することはできるが、いったん起訴状の送達を再度試みる」と明らかにした。
またこの日米軍側は、報道資料を通じ「韓米地位協定により、勤務遂行中の犯罪に対しては、第1次裁判権が駐韓米軍にあり、マックパーランド氏はすでに懲戒処罰を受けた」とし、「今年4月の韓米地位協定により第1次裁判管轄権を行使するという立場を韓国法務部に明らかにしており、法務部はこれに対して異義を提起しなかった」との公式立場を明らかにした。
これに対して法務部は「検察がマックパーランド氏を略式起訴し、裁判所が正式に裁判に回付する過程で、米軍側が異議申立てをしなかったため、裁判権が韓国にあるのを認めたことになる」と反駁した。
裁判を担当したソウル地裁刑事第15単独の呉在晟(オ・ジェソン)判事は「拘引状を発行して捜査機関に執行を依頼することはできるが、いったん起訴状の送達を再度試みる」と明らかにした。
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