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<韓国旅客船沈没>清海鎮海運代表、常習過積載容疑で拘束

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キム・ハンシク清海鎮海運代表(左)、兪炳彦会長の側近タレントのチョン・ヤンジャ(右)

旅客船「セウォル号」の船会社、清海鎮(チョンヘジン)海運のキム・ハンシク代表(72)が9日、拘束された。セウォル号に欠陥があることを知りながらも、常習的な過積載運航を指示した容疑(業務上過失致死)などだ。

セウォル号事故検警合同捜査本部によると、キム代表はセウォル号の復元性に問題があるという報告を受けながらも、いかなる措置を取らなかった。合同捜査本部はキム代表を相手に事故当時の内容を兪炳彦(ユ・ビョンオン)清海鎮海運会長(73)に知らせたかどうかなどを集中的に調査することにした。報告の事実が確認されれば、兪会長も召喚する方針だ。

検察はこの日、コ・チャンファン・セモ代表(67)、ビョン・ギチュン清海鎮代表(42)、兪会長一家の側近のパク・スンイル・アイワンホールディングス監査も拘束した。


これとは別に、仁川地検特別捜査チームはこの日、兪会長一家の脱税容疑の捜査に着手した。検察はセモ系列会社が実際にコンサルティングなどを受けずに300億-400億ウォン(約30億-40億円)をコンサルティング費・手数料名目で兪会長一家に渡したとみている。この場合、贈与税を出さなければならない。

検察は兪会長の二男(42)が2009年から5年間に系列会社から受けた商標権使用料・諮問料が120億ウォンにのぼると把握している。さらに2010-2012年にキリスト教福音浸礼会(救援派)から講演料と原稿料として9億ウォンを受けた。

検察は兪会長の側近のタレント、チョン・ヤンジャ(72、本名キム・ギョンスク)を10日午後、召喚して調査する予定だ。



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