奇誠庸（キ・ソンヨン、２５、サンダーランド）も朴主永（パク・ジュヨン、ワトフォード）、朴柱昊（パク・チュホ、マインツ）、朴種佑（パク・ジョンウ、広州富力）に続き、早期帰国する。

大韓サッカー協会は６日、「今日午後、奇誠庸が仁川空港に到着する」と発表した。サンダーランドは８日のウェストブロムウィッチ戦（ホーム）、１１日のスウォンジーシティ戦（ホーム）の２試合を残している。しかし奇誠庸は先月１２日のエバートン戦以降、右ひざのじん帯を痛め、試合に出場できなかった。残りの試合も出場は難しい。特に１１日に対戦するスウォンジーシティは奇誠庸の古巣チームであり、契約に基づき出場することはできない。

このため奇誠庸は、早めに帰国して治療とリハビリに専念するのがよいと判断し、球団に早期帰国を要請した。サンダーランドが３日、マンチェスター・ユナイテッドにアウェーで１－０で勝ち、降格圏脱出に向けて大きく前進したことも、早期帰国につながったという分析だ。


韓国代表の洪明甫（ホン・ミョンボ）監督は８日、ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）の最終メンバー２３人を発表し、１２日に選手を坡州国家代表トレーニングセンター（ＮＦＣ）に招集する。最終メンバー入りが有力な奇誠庸も代表チーム招集時期に合わせて国内で休養とリハビリを併行し、コンディションを引き上げるのに集中する予定だ。