参鶏湯の米国輸出の道が開かれるまで、韓米両国は10年間にわたり外交戦を行った。昨年7月、外国人がソウルの飲食店で参鶏湯を食べている。(写真=中央フォト)
参鶏湯が両国首脳会談の議題になった理由は何か。10年間にわたる両国の外交戦が背景だ。参鶏湯だけでなく韓国固有の食品一つを外国に輸出するためには、想像以上の外交戦が伴う。韓国が米国に参鶏湯輸入を許可してほしいと要請したのは2004年4月だった。滅菌した参鶏湯は鶏から発生するニューカッスル病原体が伝播する可能性がないため、大きな問題なく輸出できると政府は期待していた。しかし、これは米国の食品衛生検証体系に関する理解不足による誤った判断だった。
米、10年間も衛生検証…貿易障壁を乗り越えた韓国の参鶏湯(2)
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