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<韓国旅客船沈没>元セモグループ会長の側近ベテラン女優を調査へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

国際映像のキム・ギョンスク代表

清海鎮海運の経営陣の不正を捜査中の仁川地検特別捜査チームは、ユ・ビョンオン元セモグループ会長(73)の最側近として知られる国際映像のキム・ギョンスク代表(72)を召喚して調査する方針だと1日、明らかにした。キム・ギョンスクは中堅女優のチョン・ヤンジャの本名で、2人は同一人物であることが確認された。キム代表は国際映像の代表取締役。

1997年にセモが不渡りを出した後、ユ元会長はすべての系列会社の株主名簿から抜けたが、国際映像は唯一、2009年まで29.9%の株式を保有していた会社だ。また清海鎮海運のキム・ハンシク代表が監査、セモのある取締役が社外取締役を務めるなど、ユ元会長の核心系列会社として知られる。

キム代表は2009年からノルンジャショッピングの代表取締役も兼ねている。また年初には清海鎮海運の持ち株会社であるアイワンアイホールディングスの取締役も引き受け、キム・ヘギョン韓国製薬代表取締役とともにセモグループ系列会社の核心経営者に浮上した。キム代表はユ元会長が率いる京畿道安城のキリスト教福音浸礼会(いわゆる救援派)の宗教施設「クムスウォン」の理事も務めている。検察の関係者は「キム代表がユ元会長一家のグループ経営で核心的な役割をしてきたと把握される」と述べた。


キム代表は91年7月、ユ元会長が五大洋集団自殺事件の背後として検察の捜査を受けた当時、救援派の核心芸能人信徒として挙がった。当時はこの影響でしばらく芸能活動を中断していた。



【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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