不明者の救助捜索作業に投入されたダイビングベルが1日、パンモク港に入港している。アルファ潜水技術のイ・ジョンイン代表は「不明者を見つけて出てくるのが目的だったのに、結果がなかった」と失敗を認めた。
水面上に出てきた時間は午前5時17分。水中には約2時間いた。このうち45分間は海中に入ったり出たりする時間だ。遺体は収容できなかった。イ代表はダイビングベルが水の外に出した後、中央日報との電話で「投入する人(潜水士)がいないため撤収しなければならないようだ」とし「75分間の作業して上がってきたことに意味がある。海洋警察が使用するなら(ダイビングベルを)渡す」と話した。また「政府が代価を支払えば作業を続けるのか」と尋ねると、「そうだ。(お金を)儲けるほどではなくても、現実的(な金額)でなければならない」と述べた。
<韓国旅客船沈没>海中に入れたが…失敗に終わったダイビングベル(2)
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