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<韓国旅客船沈没>「貨物が重すぎる」…航海士の警告を海運会社が黙殺(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
清海鎮海運の経営不正を捜査中の仁川地検特別捜査チームはこの日、ユ元会長の側近のソン・グクビン・タパンダ代表(62)と(株)アヘの元・現代表を容疑者として調査した。化粧品・健康食品販売会社のタパンダはユ元会長の長男テギュン氏(44)が最大株主(32%)。キム・ヘギョン韓国製薬代表(52)がそれに次ぐ株主(24.4%)だ。検察はソン代表がユ元会長一家の横領と背任・脱税などの犯罪に直接関与したと判断している。特にタパンダは系列会社とキリスト教福音浸礼会(別名、救援派)の信徒にユ元会長の写真を高く売った疑いもある。

アヘの元・現職代表は、ユ元前会長一家が系列会社から資金を横領する過程で重要な役割をしたという。アヘは持ち株会社のアイワンアイホールディングスを実質的に支配している会社。捜査チームは1次召喚期間(29日)までに出頭しなかったユ元会長の次男ヒョクキ氏(42)と核心側近のキム・ヘギョン代表、キム・ピルベ元ムンジンメディア代表(76)に2日までに出頭するよう再び通知した。検察は2回目の召喚にも応じない場合、米国との司法協調やパスポート効力停止措置を通じて強制送還とする方針だ。また検察はユ元会長の秘密資金の窓口と疑われるセモ信用協同組合のキム・ミョンジョム取締役も参考人として調査を受けるよう通知した。

仁川地検海運不正特別捜査チーム(チーム長ソン・インテク)は韓国海運組合のコ事業本部長を逮捕した。コ本部長は海運組合が海運会社に船舶事故関連保険金を支給する過程でリベートを受けた疑いがある。また捜査チームは別の役職員がリベート授受に関与したかどうかも調べている。捜査チームは船舶安全技術公団本社と仁川支部事務室など船舶安全関連団体および企業6、7社を家宅捜索した。


一方、セウォル号の行方不明者救助を行った一部の潜水士は「船の図面と実際の内部構造が違う」と主張した。これを受け、清海鎮)海運がセウォル号の内部を不法に改造したのではないかという疑惑が出ている。



<韓国旅客船沈没>「貨物が重すぎる」…航海士の警告を海運会社が黙殺(1)

【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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