#会社員オ・ヨンジュンさん(43)は、職場の同僚たちと26日に出発することになっていた1泊2日のキャンプを最近中止にした。代わりにキャンプメンバーらと安山市古桟洞(アンサンシ・コジャンドン)のオリンピック記念体育館に設置された合同焼香所を弔問に訪れることにした。「娘を2人育てているので毎日、新聞やテレビを見て泣いています。キャンプに行っても憂鬱なだけなので、弔問にでも行こうといいました」。これだけではない。オさんの中学生の長女が2泊3日で行く予定だった団体ワークショップ、小学生の2人目の娘が行くことにしていた学校登山も中止になった。彼は「連休に合わせて家族旅行に行くという人たちもキャンセルしたケースが多かった。旅行も気分が乗ってこそ行くものじゃないでしょうか」と話した。
セウォル号沈没事故の衝撃で国民が萎縮し、内需市場が沈んでいる。時間が過ぎて生活必需品を中心に市場がいち早く回復しているが、家庭の月である5月の特需は事実上なくなるだろうというのが業界の観測だ。一部では景気回復の動向まで腰折れしかねないという憂慮も出てくる。
<韓国旅客船沈没>「お金使うのも稼ぐのも申し訳ない」…消費者も市場もひっそり(2)
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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