何か事故が起きればしばしば「安全不感症」が俎上に上がったりする。しかししばらく騒ぐだけで、ひっそりと不感症という非正常が正常へと再び座を占めるのが韓国社会の現実だった。セウォル号沈没事故もその延長線といえる。安全に対する不感症はあちこちで効率と欲と一等主義が染みついた私たちを誘惑する。「まさか事故が起きるだろうか」と言いながらだ。
なぜそうなのか。構造的に安全に目を閉じ、危険を知りながらも甘受するのが当事者の目先の利益に合致するためだ。
【特集突韓国旅客船「セウォル」沈没事故
なぜそうなのか。構造的に安全に目を閉じ、危険を知りながらも甘受するのが当事者の目先の利益に合致するためだ。
【特集突韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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