セウォル号事故で衝撃を受けた消費者が外出と消費を中断するとすぐに「内需の時計」も止まった。5月が最大の課題である内需業界はため息をつくばかりだ。事業の舞台がグローバル市場である主な大企業と違い、内需に全面的に頼っている路地商圏や零細商人はまさに直撃を受けた状況だ。これまで観光と祭りに少なからず頼ってきた地方経済の萎縮も尋常でない。韓国観光公社によれば地域の祭りは全国的に80件以上中止または延期された。だが、国民皆が悲しみに沈んでいる状況であるため、表立って悲嘆することもできずに地団駄を踏むばかりだ。一部では昨年末から何とか復活の兆しを見せていた景気回復の火種が消えないかという憂慮の声も出ている。
京畿道(キョンギド)地洞(チドン)市場スンデタウンの店舗別売り上げは週末平均300万ウォン(約29万5千円)から先週末は200万ウォン(約19万6千円)に30%も減った。
セウォル号ショックに沈む韓国経済…「胸が痛んでも、買い物はしなければ」(2)
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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