韓国旅客船セウォル号の沈没犠牲者を哀悼した韓国と日本、中国の著名人や有識者が、今後さまざまな災難に共同で対応するなど協力強化に向けて意見をひとつにした。中央日報(韓国)、日本経済新聞(日本)、新華社(中国)が共同主催する第9回韓日中30人会でのことだ。特に習近平中国国家主席も今回の会議を通じてセウォル号沈没犠牲者に対する哀悼を表わした。
「北東アジア協力の新しいビジョンを提示する」がテーマの今回の会議は、21日、中国江蘇省揚州のシャングリラホテルで開かれた歓迎晩餐会を皮切りに2日間の日程に入った。
韓国からは李 洪九(イ・ホング)元首相、日本からは福田康夫元首相、中国からは曽培炎元副首相が各国の代表団長として参加した。今回の会議は歴史や領土問題などで韓日・日中間の葛藤が高まるなかで開かれた高位級会議ということで、相互和解と協力のためにどのような合意が導き出されるか注目されている。
曽・元副首相は李元首相に対して「習主席が会議に出席する前にセウォル号沈没事故の犠牲者と家族に深い哀悼と慰労の意を伝えてほしいと話していた」と伝えた。会議を主催した新華社の李従軍社長は、歓迎の挨拶の中で「崔致遠(チェ・チウォン)と唐の僧侶として日本と交流した鑑真が活動した歴史の現場である揚州で今回の会議が開かれることは非常に意味深いことであり、領域内の恒久的な平和体制構築に大きな役割を果たすものと信じている」と述べた。柳建超・中国外交部部長補佐(次官補)も晩餐会に参加して「アジア経済の70%を占めるの中韓日3カ国が協力して共同繁栄の道を切り開いていこう」と述べた。
洪錫炫(ホン・ソクヒョン)中央日報・JTBC会長は挨拶の中で、「1週間前、旅客船沈没事故でどのような強い国家も大きな災難の前では1国の力だけでは解決できないという事実を悟ることになった」と述べた。洪会長はまた「習主席と安倍晋三首相の韓国国民に対する慰労は、われわれに心強い隣国がいるというありがたさを実感させた。(韓日中の3国は)時には競い争いながらも隣国に不幸なことが起これば互いに抱擁しあってひとつになる『転毒為薬(毒が変化すれば薬になる)』という逆転状況を経験してきた」と話した。
韓日中30人会が中国で開幕…「3国が協力すれば平和の救命衣になる」(1)
「北東アジア協力の新しいビジョンを提示する」がテーマの今回の会議は、21日、中国江蘇省揚州のシャングリラホテルで開かれた歓迎晩餐会を皮切りに2日間の日程に入った。
韓国からは李 洪九(イ・ホング)元首相、日本からは福田康夫元首相、中国からは曽培炎元副首相が各国の代表団長として参加した。今回の会議は歴史や領土問題などで韓日・日中間の葛藤が高まるなかで開かれた高位級会議ということで、相互和解と協力のためにどのような合意が導き出されるか注目されている。
曽・元副首相は李元首相に対して「習主席が会議に出席する前にセウォル号沈没事故の犠牲者と家族に深い哀悼と慰労の意を伝えてほしいと話していた」と伝えた。会議を主催した新華社の李従軍社長は、歓迎の挨拶の中で「崔致遠(チェ・チウォン)と唐の僧侶として日本と交流した鑑真が活動した歴史の現場である揚州で今回の会議が開かれることは非常に意味深いことであり、領域内の恒久的な平和体制構築に大きな役割を果たすものと信じている」と述べた。柳建超・中国外交部部長補佐(次官補)も晩餐会に参加して「アジア経済の70%を占めるの中韓日3カ国が協力して共同繁栄の道を切り開いていこう」と述べた。
洪錫炫(ホン・ソクヒョン)中央日報・JTBC会長は挨拶の中で、「1週間前、旅客船沈没事故でどのような強い国家も大きな災難の前では1国の力だけでは解決できないという事実を悟ることになった」と述べた。洪会長はまた「習主席と安倍晋三首相の韓国国民に対する慰労は、われわれに心強い隣国がいるというありがたさを実感させた。(韓日中の3国は)時には競い争いながらも隣国に不幸なことが起これば互いに抱擁しあってひとつになる『転毒為薬(毒が変化すれば薬になる)』という逆転状況を経験してきた」と話した。
韓日中30人会が中国で開幕…「3国が協力すれば平和の救命衣になる」(1)
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