沈没した旅客船「セウォル号」のイ・ジュンソク船長は、「これ以上できることがなく脱出した」と主張していることが確認された。
検察と警察の合同捜査本部関係者によるとイ船長は「救助船が来ており、船が傾いている状態でできることがなかった。救助隊員によって乗客が全員救助されると思った」と述べた。イ船長は19日明け方に拘束収監される前に取材陣に「退船命令を出した」と主張した。捜査本部関係者は、「イ船長の主張が事実なのか、実際に退船命令があったとすれば、なぜ乗客に伝達されなかったのかを調査している」と明らかにした。
16日の事故の瞬間にセウォル号の運航責任を持っていたパク・ハンギョル3等航海士は事故海域での運航経験がまったくなかったことが明らかになった。捜査本部関係者は、「パク3等航海士は6カ月にわたり仁川(インチョン)~済州(チェジュ)間を航海してきたが、複数の航海士が4時間交替で勤務するためこの地域を担当はしていなかったことがわかった」と話した。セウォル号はこの海域を高速で運航しながら2度にわたり大きく方向転換して沈没した。急激な方向転換の理由はまだ確認されていない。捜査本部は「事故が起きる1時間前から船が傾く感じを受けた」という一部乗客の主張についても調査することにした。
検察と警察の合同捜査本部関係者によるとイ船長は「救助船が来ており、船が傾いている状態でできることがなかった。救助隊員によって乗客が全員救助されると思った」と述べた。イ船長は19日明け方に拘束収監される前に取材陣に「退船命令を出した」と主張した。捜査本部関係者は、「イ船長の主張が事実なのか、実際に退船命令があったとすれば、なぜ乗客に伝達されなかったのかを調査している」と明らかにした。
16日の事故の瞬間にセウォル号の運航責任を持っていたパク・ハンギョル3等航海士は事故海域での運航経験がまったくなかったことが明らかになった。捜査本部関係者は、「パク3等航海士は6カ月にわたり仁川(インチョン)~済州(チェジュ)間を航海してきたが、複数の航海士が4時間交替で勤務するためこの地域を担当はしていなかったことがわかった」と話した。セウォル号はこの海域を高速で運航しながら2度にわたり大きく方向転換して沈没した。急激な方向転換の理由はまだ確認されていない。捜査本部は「事故が起きる1時間前から船が傾く感じを受けた」という一部乗客の主張についても調査することにした。
この記事を読んで…