何よりも中対本状況室の管理が徹底されていない。政府ソウル庁舎1階の中対本状況室は、事故が伝えられた16日午前10時15分ほどから生放送のために集まった数十台の放送局のカメラと取材人に占領された。これを見ていたある安全問題専門家は「状況室は戦争指揮部(War room)のようなところであり、外部とは遮断して緊迫感の中で動くべきだが、そうではなかった」と指摘した。実際、政府ソウル庁舎3階には別のブリーフィング空間が用意され、消防防災庁は自然災難が発生する度に状況室とブリーフィングルームを分離して運営してきた。
政府災難管理のコントロールタワーであり中対本の本部長である姜秉圭(カン・ビョンギュ)安全行政部長官は、事故が発生した16日午前から午後5時40分までソウル中対本の状況室にいなかった。これに関し姜長官側は「午前10時、忠清南道牙山警察教育院で開かれた幹部候補生卒業式が予定され、事故発生前の午前8時30分にKTXでソウルをすでに出発した」とし「現地で午前9時25分ごろ、事故の報告を受け、中対本の稼働を指示した後、ヘリコプターで木浦の海洋警察状況室と事故現場へ向かった」と釈明した。
<韓国旅客船沈没>国民を怒らせた政府の未熟な事故処理(2)
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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