16日午前に沈没した「セウォル号」で行方不明になった乗客の家族が、海を見ながら救助の便りを待っている。
京畿道坡州の中学教師イさん(42、女性)も「生徒が死亡する事故が発生する度に後続の対策を立てると話してきた政府が、今までいったい何をしたきたのか分からない」とし「沈没事故が発生してから半日が過ぎても、政府が救助された人の数、乗船者さえ把握できないというのが正常な国といえるのか」と話した。イさんは「1カ月後に生徒を連れて体験学習に行く予定だったが、今回の事故で保護者の抗議が増え、延期または中止を考えている」と語った。
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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