韓国・日本・中国３カ国の指導層が集まり北東アジアの懸案と解決策を話し合う「韓日中３０人会」が２１日と２２日、中国揚州で開催される。

今年で９回目を迎えるこの会議は、中央日報（韓国）と日本経済新聞、新華社（中国）等３カ国を代表するメディアが３国持ち回りで開催している。今年のテーマは「北東アジア協力の新しいビジョン」だ。

今回の会議は領土および歴史問題の葛藤により韓日中首脳会議が中断されて２年目を迎えるなかで開かれるため、北東アジアの交流と疎通に大きな活力を吹き込むことが期待される。


代表団は本会議に続き「金融・貿易」と「環境・エネルギー」、「文化・教育」の三分科に分かれて▲韓日中自由貿易協定（ＦＴＡ）推進▲東アジアの環境問題での協力▲高齢化時代の社会保障協力強化－－などでより詳しい内容を討論する予定だ。

韓日中３０人会は、世界史の中心軸に浮上した北東アジアの繁栄と協力を深く話しあおうと２００６年から開催されている。