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アジア企業の影響力、サムスン・現代自が日中企業をおさえて1・2位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン電子と現代(ヒョンデ)自動車が日本や中国の企業を押さえアジアで最も影響力のある企業1位と2位に入った。アジア版ダボスフォーラムと呼ばれる博鰲アジアフォーラムは8日、中国・海南省博鰲で開かれた年次総会で、「アジアの影響力ある企業100社」のリストを出した。欧州最大のコンサルティング会社ローランドベルガーやフィイナンシャルタイムズなどが参加した今回の調査は、財務健全性、成長性、革新能力、ブランド価値、グローバル戦略、社会貢献の6分野23項目を基準に評価された。

報告書は、「サムスン電子の場合、技術開発能力(100点満点で87.7点)、グローバル戦略(87.4点)、財務健全性(85.0)などすべての面で優れている。“漢江(ハンガン)の奇跡”後の韓国の産業の新たな革新モデルを提示している」と評価した。報告書はまた「韓国の大手企業は円安や先進国の景気下落などで輸出条件が悪化しているが、技術開発とブランド管理でこれをうまく克服している。ただ景気不況による収益性悪化が企業の全般的な財務健全性悪化につながらないよう防御壁を用意する必要がある」と指摘した。

しかし韓国企業は100大企業のうち9社だけで、日本の47社、中国の28社に比べると大きく後れを取っていた。報告書は、「韓国の9社は6大企業グループ所属だ。これは大企業偏重現象を反映している」と解釈した。「アジアの未来:新たな発展動力を探して」をテーマに開かれる今回のフォーラムは11日まで開かれ、3000人余りの政府・企業・学界専門家が参加する。






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