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<新体操>ソン・ヨンジェ、新体操ワールドカップで初の個人総合優勝

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

新体操のソン・ヨンジェ

新体操のソン・ヨンジェがワールドカップで初めて個人総合優勝を達成した。

ソン・ヨンジェは5日にポルトガルのリスボンで開かれた2014国際体操連盟(FIG)ワールドカップ個人総合でこん棒17.550点、リボン17.950点を取った。初日のフープで17.900点、ボールで17.800点を取ったソン・ヨンジェは4種目合計71.200点で優勝した。これまでワールドカップで種目別メダルは獲得しているが、個人総合メダルはシニアデビュー後初めてだ。昨年はアジア選手権など地域大会では個人総合優勝を達成している。

ソン・ヨンジェに続きベラルーシのメリティナ・スタニウタが68.150点で2位となった。


ミスはほとんどなかった。前日のフープとボールで完ぺきな演技をしたソン・ヨンジェはこの日、こん棒の競技序盤にミスがあったが、動揺せずに演技を最後までしっかりと終えた。リボンで2位、こん棒、フープ、ボールで各1位とすべての種目が決選に上がりマルチメダルを狙う。

強豪ロシアの有力選手の一部は先週のグランプリに出場した後、今大会には出場しなかったが、スタニウタをはじめとするトップランカーが参加するだけに気の抜けない大会だった。しかし他の選手たちがミスに崩れる中、ソン・ヨンジェは欠点のない演技で金メダルを獲得した。

ソン・ヨンジェは、「新体操を始めてから初めてのワールドカップ個人総合金メダルなので今後さらにがんばるモチベーションになりそうだ。ミスをしないために緊張を減らし最大限気楽に演技しようと考えた」と話した。

ソン・ヨンジェは6日夜から開かれる種目別決選で多タイトル保持者を狙う。一方、新体操の有望株のチョン・ソンイは56.600点で個人総合32位となった。



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