空軍によれば当日午後12時40分ごろ、北朝鮮のミグ機と推定される物体が合同参謀戦術統制線(TALライン)の南側に下がってきた。TALラインは戦闘機の場合、速度が速く休戦ラインを超えて短時間に首都圏に到達する可能性があることを勘案して軍が休戦ラインの北側20~40キロメートル離れたところに設定した仮想ラインだ。この限度を超えれば韓国軍も対応することになる一種の「作戦ライン」だ。ミグ機と思われる飛行物体がTAL限度を超えるとすぐに韓国軍は白リョン島の南側で哨戒飛行していたF-15KとF-16戦闘機に待機命令を下した。ミグ機推定物体はあっという間にNLLも超えた。
これに対し空軍作戦司令部は直ちに撃墜命令を伝えた。しかしミサイル発射直前に飛行物体が消えた。空軍関係者は「ミグ機と推定される物体に空対空ミサイルで撃墜を試みたが、ミサイル発射ボタンを押そうとする瞬間に物体がレーダーから消えた」と話した。空軍はレーダー上の誤りの可能性もあるとの判断でF-15K戦闘機に白リョン島上空まで近付いて肉眼で偵察するようにした。肉眼に入ってきたらすぐにミサイルを撃てとのことだったが、消えた物体を探せなかった。北朝鮮も最新鋭のミグ-29機を飛ばして近接飛行させた。だが韓国の戦闘機が撤収するとすぐにミグ-29機もまもなく戻った。3月31日午後12時40分ごろから2分もかからない間に展開した一触即発の状況だった。
これに対し空軍作戦司令部は直ちに撃墜命令を伝えた。しかしミサイル発射直前に飛行物体が消えた。空軍関係者は「ミグ機と推定される物体に空対空ミサイルで撃墜を試みたが、ミサイル発射ボタンを押そうとする瞬間に物体がレーダーから消えた」と話した。空軍はレーダー上の誤りの可能性もあるとの判断でF-15K戦闘機に白リョン島上空まで近付いて肉眼で偵察するようにした。肉眼に入ってきたらすぐにミサイルを撃てとのことだったが、消えた物体を探せなかった。北朝鮮も最新鋭のミグ-29機を飛ばして近接飛行させた。だが韓国の戦闘機が撤収するとすぐにミグ-29機もまもなく戻った。3月31日午後12時40分ごろから2分もかからない間に展開した一触即発の状況だった。
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