3日午前、ソウルの地下鉄4号線運行が脱線により5時間以上中断され、出勤途中の交通大戦争が発生した。運行中断は、回送中だった電車が午前5時12分淑大入口(スクテイプク)駅と三角地(サムガクチ)駅の間で脱線し、発生した。事故車両は前日(2日)午後11時50分頃にブレーキ装置に異常が生じ、漢城大入口(ハンソンデイプク)駅で停車した車両だった。故障車両を回送中の状態で、列車には乗客が乗っていなかったため人命被害はなかった。しかし、この事故で4号線を利用し出退勤する市民が大きな不便を被った。事故以降、4号線ソウル駅~舎堂(サダン)区間の下り線は運行が完全に中断された。上り線も20~30分間隔で遅延運行された。列車運行は事故から5時間後の午前10時23分に再開された。KORAIL(韓国鉄道公社)所属列車は最近頻繁な故障で問題を起こしている。先月30日以降、最近1週間で発生した地下鉄事故4件中、KORAIL所属列車事故は3件だ。
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